10/22

さて、朝です。
 
今日は市内観光をする予定。
でも、その前に部屋を変更しなければならないので、フロントへ行きました。 

すると・・・・なんか、長蛇の列になっている。
もちろんチェックアウトする人たちもいるが、そうではない列もできている。

そこで、近くに日本人がいたので聞いてみると、な、なんと、部屋がないという
ではありませんか!


彼女達も昨日、「明日は部屋を代わってもらう」、と言われたけど、でも、朝来てみると「部屋はない」、と言われたそうな。そして、そういう人達がいっぱい並んでいるというわけだ。

どういうこっちゃ?と思って、フロントに聞いてみると、朝7時ころに来て、今日の予約を入れてもらわないと、それ以降は新しい客が来たらそっちを受けちゃう♪、との事。 

受けちゃう♪、ぢゃね〜だろ〜!!! そんな事、昨日はなにも言ってなかったぞ〜 (−−#

もしかしたら自分が理解できなかっただけかも、とも思ったが、これだけみんな
が苦情言ってるんだから、やっぱ本当に何も言わなかったんだろう。


朝のスタッフは、昨日の夜のスタッフとは違っていたので、かなり困っているようだった。
でも、部屋がないとこっちも困るんだよね。
 
で、こういう時のためにあらかじめ用意しているのかどうか知らないが、一枚の紙を出してきた。

見ると、それは別な安いホテルの地図だった。
でも、このホテルのある場所の近くを昨日通ったけど、ここ、めっちゃ治安悪そうな場所にあるん   だよなぁ。
 
なんか、黒人が何十人も集まって騒いでいたし・・・
しょうがないんで、自分で新たなホテルでも探すか・・・
どうせここにいても部屋はなさそうだし。

そこで、まずは腹ごしらえです。 

今日の朝食は地球の歩き方に出ていたサンフランシスコの
朝食賞を取ったという
店に決めていました。

ワッフルやパンケーキが絶品らしい。
ここはユースから歩いて10分とたたずに到着しました。

店の前に着くと、10人ほどが並んでる。
さすがに人気の店だな。
でも、5分ほどでカウンターに座れました。


さて、メニューを見ると、ワッフルのイチゴ盛り?みたいなメニューが。                              私はイチゴが大好きなので、迷わずこれを注文する事にしました。

待つこと10分ほどでワッフル到着♪              それは、直径30センチほどのワッフルの上に、生クリームをこれでもか、というくらい(ラーメンどんぶりをひっくり返したくらい)に                             盛りつけ、                              さらにイチゴを20個以上もちりばめている、とてつもないものだったのだ。

普通の人なら見ただけでゲップが出そうな代物だろう。 
でも、甘党&いちご好きの私としては
よだれダラダラもん!
さっそく食べてみる。

をを〜、生クリームがおいしい!
それにイチゴのほどよい甘酸っぱさとワッフルのプレーンな味わいがみごとにマッチしている。   

さすがに賞を取った店だけあるな〜。
コーヒーと合わせて$8くらいだったが、気前よく?$10札を出して、おつり
はチップとしてあげました。

 

さて、次はホテル探しです。
といっても、情報はとりあえず地球の歩き方しかない・・・・

そこで、それに載っているホテルで安そうなところへ行ってみる事に。
そして、歩くこと15分、AIDAホテルに着きました。
 
ここは、本では安いけど清潔と書いてあります。
さっそく中に入ってみると、フロントにはインド人らしき人が。

さっそく部屋があるか聞いてみると、イエスとの返事!

やった〜♪、さっそく料金を聞いてみると、本に載ってたのと同じく、税込み一泊$37だった。 

その値段でもよいのだが、いちおう、もし2連泊したら安くしてくれる?と聞いてみた。

すると、二泊で$70でいいって!
やりました♪

でも、部屋が汚いと嫌なので、いちおう部屋を確認させてもらう。                        部屋は611号室。

シャワー、トイレは共同だが、清潔だったし、部屋にはテレビもついている。 なので、ここに決定しました。 
 
さて、ホテル探しのせいで時間はまもなく昼の12時になろうとしています。                そこで、荷物を置いてさっそく市内観光に行くことにしました。            

とりあえずはケーブルカーに乗って、港を目指し、そのあと有名なゴールデンゲートブリッジを歩いて渡る、というのが今日のプランです。


まずは、ホテルから歩いて10分ほどのケーブルカー乗り場へと向かいます。
が、なんと、ケーブルカー乗り場は大混雑。
200人近くが乗るのを待っています。 

しかも、ケーブルカーはなかなかやってこない。
しばらく乗るかどうしようか迷っていましたが、乗るまで
1時間以上かかりそうだったのでやめました。

それにしても、今日は平日でしかもオフシーズン、なんで
こんなにいっぱい観光客がいるの?

さすがに世界的な観光都市なんだね〜、サンフランシスコは。

ケーブルカーはあきらめ、歩いて海まで行くことにしまし
た。 

距離は約3キロ。
まあ、たいしたことないだろう、と思って歩き出しましたが、サンフランシスコは坂の町、急坂が続きます。

ようやく坂を登りきって、今度は下り。
チャイナタウンの中を歩いていきます。
目の前には海が広がっています。


歩いている途中、ケーブルカーが登ってきた。

しかし・・・・トロい(笑) 
歩いている私とペースはそれほど変わらない。     しかも、ケーブルカーには人があふれている。

そう、例えると、アジアの途上国の列車で、人があふれそうになって乗っている
ような、あの状態なのだ。 

まあ、それはそれでおもしろそうではあったけどねー。
 

そして歩くこと1時間ほどで海に着きました。
 
この海沿いの埠頭にはピア39という名前がついていて、観光客向けのお店が並んでいます。  

でも、とりあえずまだ腹は減ってないし、特にほしいものもなかったので、かるく見てまわっただけに     とどめました。



 

そしてバス停を探してさまよい歩くこと1時間ほど、ようやくゴールデンゲートブリッジ行きのバス停を発見。 

バスが来たので行き先を確認して乗車。
そしてバスは15分ほどでゴールデンゲートブリッジに到着しました。
 
降りてみると、霧がかかり、風も強く、めちゃめちゃ寒い。
でも、せっかく来たので対岸に向けて歩き出しました。


さて、ゴールデンゲートブリッジです。
この橋は、横浜のベイブリッジを赤く塗ったような橋なんですが、造られたのが
1937年というからすごい!

1937年って日本だったら昭和12年ってことでしょ。
その時点でこんな橋を造れるんだからアメリカには勝てないわけだ。
 
さて、対岸までは本によると2789メートル。
ちょっと遠いけど歩いて渡る人もいっぱいいるという事で、歩いてみました。

 

歩いてみると、海からの風がめっちゃ冷たくて、かなり寒い。

でも、歩いてわたる人はそこそこいました。
途中何度か写真を撮ってあげたり、撮ってもらったりしながら、約30〜40分
ほどで対岸に到着しました。 

対岸にも展望台があって、そこでも橋をバックに写真を撮ってもらったりしなが
らちょっと休んでいると・・・・一台の大型バスが展望台へと入ってきた。

それを見た途端
やな予感が。

予想通りぞろぞろ降りてきたのは日本人のおっさん連中だった!
添乗員が、おっさんに写真を撮ってあげたりしていた。

 

そして、ものの5分くらいで再びバスに乗り込み、あっさりと行ってしまった・・・・・
 
いったいなんなんだ? 
 
有名な観光地に団体でバスで乗りつけ、写真だけ撮り、そしてすぐに去っていく・・・・・

結局はたんなるブランド指向なんでしょうかね。

そりゃ、おっさんで歩くのがしんどいのかもしれないし、時間とかの都合もあるんだろーけど、でもだからといってこれはないだろう。

せっかくのゴールデンゲートブリッジが泣いているよ。


さて、今度もまた歩いて戻らなくてはなりません。
再び40分ほどかけて戻りました。 

バスがなかなか来なかったので、おみやげ屋でキーホルダーを買った。
ちょうどバイクのキーに付けるキーホルダーがなかったのでこれを使うことにしましょう。
 
バスが来たので乗車し、再び埠頭の近くまで戻ってきました。                        そして歩いていると、絵描き?のおじさんが風景画を売っていた。  

値段を聞くと、高いのは$30〜40もするが、安いのなら$5からあった。                  せっかくなので、実家へのおみやげとして買うことにしました。
一枚はサンフランシスコのダウンタウン、もう一枚はケーブルカーをモチーフに
したものだった。
 
さらに、腹が減ってきたので屋台でパンを買ってパクつく。                           これは、コッペパンにツナやえびを山盛りにはさんだもので、めっちゃうまかった。             でも、これだけでは足りないので、もう一つパンを買った。

これはサンフランシスコ名物のパンだそうで、いってみればフランスパンを直径20センチくらいの丸いパンにしたようなもの、といえば想像してもらえるでしょうか?   

中をくりぬいて、そのパンを容器代わりにしてクラムチャウダーを入れて食べたりもできるらしい。


で、このパンを埠頭に座って食べはじめると、こぼれるパンくずを狙ってハトが集まりはじめた。

パンをちぎってハトにばらまくと、どんどん集まっ
てきて、
30〜40羽も来た! 

さらにカモメもやってきた。

まさにサンフランシスコで鵜飼い状態!

横は観光客があるく道だったので、通る人はみんなこっちを笑いながら見ていた。(*^^*)

食べ終わったので、もう少し歩くことにした。
少しトイレに行きたくなってきたので、有料の公衆トイレに入ってみる事にしました。

それは、入る前に25セント硬貨を投入すると、自動ドアが開き、外に出ると自動で中が清掃、乾燥されるというすごいトイレだった。 

自分の順番が来たので入って用を足し、手を洗おうとした。                          がっ、石鹸は出てくるのだが水が出てこない。

そう、何をやっても水が出てこないのだ。
おいおい、もう
石鹸つけちまったよ。        どうやっても水は出そうにないので、諦めて外に出た。
しょうがないなあ、他の無料トイレ探して手を洗うか・・・・

そして歩くこと10分ほどでようやくトイレが見つかった。
それにしてもなんの為に有料トイレを使ったのやら・・・
ま、確かにすごいシステムだったけど。        

その後、近くにゲーセンがあったので入ってみると、見慣れないドライブゲームを発見。         おおー
アタリだよ!すげー! アメリカではまだ健在なんだねー。                      アタリのゲームに感動してちょっとドライブゲームなどをしてから、ケーブルカーに向かいました。

ケーブルカーの駅には、やはり人が列をなしていたが、20分くらいで乗れそうだったので並ぶことにした。

しかし、ただ並んでいるというのは退屈なものだ。

暇だな〜、と思っていると、いきなりどこからか大道芸人が現れた!                      彼は、棒に火をつけ、それをくるくるとお手玉のよ
うにまわす演技をはじめたのだ。
まわりで並んでいた人も暇だったのだろう、彼に拍手喝采を送っている。

そして15分ほど演技を続けたところで、ケーブルカーが来たので終了。                      みんなおひねりをあげていたので、私も50セントほど(笑)あげた。


そしてついに念願のケーブルカーに乗れました。    

しかし、やはりぎゅうぎゅうづめにされたので、私は席に座らず、てすりにぶらさがることにした。

体が半分車両の外に出ていて、しかも横を車が通ってく〜!                  でも、危険という事はなく、むしろちょっとした遊園地の乗り物にでも乗ってい        るような気分♪

そして20分ほどでダウンタウンに戻ってきました。
時間は夕方の7時前といったところ。
とりあえず歩き続けだったので一旦ホテルに戻る事にしました。


途中で水を買うために店に寄ると、テレビではヤンキース
対ブレーブスのワールドシリーズ第一戦をやっていた。

これは早くホテルに帰って見ないと、と思い、いそいで戻
ったが、どのチャンネルを見てもやってない(涙)     きっとああいう視聴率稼げる番組は             ケーブルテレビとかでしか                   やらないのだろう。
 
その夜は、近くにあった東洋系の店で夕食を食べた。
ごはんと焼き鳥、それにパイナップルと肉のケチャップあ
え?みたいなのを食べたが、意外とうまかった。
 
ホテルに戻ってなんかおもしろいテレビやってないかな〜
と思って見ると、なんとアメリカ版
クイズ100人に聞き
ました
、をやっていました(笑) 

だめだった時のペケマークも一緒だった (^^; 
これってアメリカが真似したのかな?それとも
日本がパクった?

気になりながら眠りについたのでした。
 
                                   

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