10/17

                     

   車中二泊目が明けました。

  またあまり寝れなかった(T-T)

                

さて、今日はシカゴに到着する日です。

夕方4時過ぎに着く予定だけど、遅れはどうかな?と時計を見ると、な、なんと、全然遅れてない。

珍しい事もあるもんだと思いながら顔を洗う。


外の景色は相変わらずだだっ広い荒野が続いています。

暇だったので、後ろに座っていた中国人とちょっと喋りました。 
彼もシアトルから乗っていて、最初に日本人かな?と思ったけど声はかけなかったのです。

でも、昨日の夜に、近くの席に座っていた60代のおばあさんが声をかけてきて話しをした時に、彼も話に加わってきてそれで   中国人だとわかりました。

5年くらい前からアメリカに住んでいるらしいです。

でも、ほんと見た目だけでは日本人なのか中国人なのか韓国人なのかさっぱり
わからん。 
昨日知り合った谷口君も声を聞くまでは、なにじん???だったし。
  


さて、そうこうしてる内に列車はミルウォーキーに到着。

ここはご存じ野茂のいるブリュワーズがある街。                      野茂、いないかな〜、と思って目を凝らして見たけどいるわけもなし(笑)

ちょっとヨーロッパ風の街でした。
 

さて、列車は郊外風の街を走り続け、まもなく終点のシカゴに。             遠くに巨大ビル群が見えてきます。

すると、谷口君が興奮してました。     彼は、広島の中でも山奥の方に住んでいるせいか、大都会に憧れているようでした。

 

そしてシカゴ駅に到着!

時間も遅れるどころか少し早く着いた。                 たまにはやるね、アムトラック!

さて、本日の宿探しです。

今回も地球の歩き方に載っていたユースを 第一候補にしています。

         シカゴ駅近くの列車基地?


 

谷口君もそれは一緒だったので、(もちろん彼も地球の歩き方を持っている)一緒に行く事にしました。

まずは駅から電話をしてみる・・・が、つながらない。                           それでとりあえず本に載っている行き方を参考にバスに乗って行く事にしました。
 
谷口君が英語で運転手に、このユースの近くになったら教えてくれ、と頼んでくれた。       しかし、それだけでは不安だったのか、他の乗客にも聞いていた。                 それで、うまく近くに降りることができました。

それにしても英語が喋れるっていいなあ、と改めて思うのでした。 


さて、ユースは歩いて3分位のところにありました。

なんかこのあたり、あまり治安よくなさそう、と谷口君。            

確かに人通りはあまり多くない。

そして、ユース到着。 受け付けのあんちゃんは、とってもやる気なさそう。

ここでも彼が英語を駆使してあっさり受け付け終了。                            英語バッチリの人と一緒にいるとどうしてもこうなっちゃうよね。
 

部屋に向かう途中彼は受け付けのあんちゃんのやる気のなさと、態度の悪さにかなりむかついていました。

そして部屋に入ると彼のむかつきはさらに増幅。

そう、地球の歩き方ではここは清潔!と書いてあったのですが、正直いって清潔とまではいえない感じ。     

特別汚いわけではないけれど・・・・ 

シカゴにあった銀ピカビル

  

とりあえず予約は一泊のみにしてたので、彼は明日は別のユースを探す、と        いきりたっていました。
 
私もあまり居心地いいとはいえないな〜、と思っていたけど、どうするかは明日の朝  決める事にした。
 
そして、二人で近くのマックに食事に行きました。                         なんとここのマックの店員は全員インド人。

そう、このあたりはインド人街なのだ。    でも、喋る言葉は当然英語なんだけど。
 
食事を終え、ユースに戻ると、さらに一人日本人がやってきた。

彼は24才で、来年の春に就職が決まったので、今の内に旅をしたかったとの事。    見た目はかなり阿部寛に似ているので、私は彼を寛君と呼ぶ事にした(笑)

英語はだいたい私と同じかちょっとうまいくらい。 
 
そして、さらに新たな日本人が。       彼はかなり気合いの入ったドレッドヘア。
23才だという。

ジャマイカに行く途中でついでにアメリカにも寄ったという。

ロスのホテルで”アイムチーパー!アイムチーパー!”(私は貧乏人です!私は貧乏人です!)
叫び続けて、45ドル
のホテル代を30ドルまで値切ったという強者(笑)

英語はまったくダメらしい。

聞いてると、ほんとうにダメなようだ。

でも”アイムチーパー”だけはうまくなったらしい(笑)

その二人はかなりの酒好きなので、さっそく意気投合したらしく、飲みに行ってしまった。
 

そんなこんなで夜も過ぎ、疲れがあったので夜10時頃には寝てしまったのでした。
 

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