2/16 VOL1

 

 

翌朝、天気はまあまあです。

これから乗る列車まで1時間ほど時間があるので、ホテルを出てとりあえず港方面へ。

 

 

 

函館山と摩周丸は日中見ても絵になります。

 

 

 

時間もそこそこ迫ってきたので函館駅に来ました。

この長く湾曲したホームは威風堂々とした威厳を感じます。

ここに13両編成とかの特急おおぞらやおおとりが並んでた姿は壮観だったでしょうね。

 

 

ホーム横には広大な車両基地が広がってます。

色とりどりの車両が並ぶ姿は鉄道好きのみならず楽しめる事でしょう。

しあしあそこに止まってるドラえもん列車の酷さといったら。。。

 

 

 

これから乗るのは11時ちょうど発、スーパー北斗7号札幌行き。

カーブでは車体を傾ける事でスピードを落とさず走れる振り子特急です。

かつてはマイナーな印象が強かった特急北斗。

スーパーとの2本立てで今やJR北海道のエース的存在にのし上がりました。

 

 

 

ステンレスの車体に出入り口付近のみカラフルに彩っています。

 

 

 

普通車は赤い取っ手がワンポイントとして利いているタンチョウシート。

明るくさわやかな雰囲気でまとめてあり、旅立ちのワクワク感をいっそう盛り上げてくれます。

 

  

定刻どおりに発車して20分ほど走ると車窓には大沼公園が見えてきます。

大沼小沼があってこちらは小沼ですが、ほとんど結氷していて広大な雪原のよう。

わずかに青い水面がのぞいてるのみ。

 

 

 

車端には喫煙コーナーや荷物置き場があって利便性がはかられています。

 

 

 

函館から1時間少々でここ長万部に到着です。

ここは以前お笑いのネタにされてた地名ですね。

函館−札幌間の特急はここから東室蘭、苫小牧などの海沿いに走っていきますが、札幌方面にはもう一つ、倶知安〜小樽方面を通るルートもありますので、私はそっちに乗り換えです。

 

 

かつては特急北海がこの山線経由で函館−札幌を結んでいたのですが、今は1日に数本の列車が走るのみです。

 

 

 

長万部には全国的に有名な駅弁「かにめし」がありますが、買うには外に出て駅前のお店まで行かなくてはならないようで、乗り換え時間5分ではちょっと無理でした。

 

 

 

車内は2-1配列でグリーン車並(笑)

乗車率は各ボックスがそこそこ埋まる程度で、私も1列側のボックスを確保しました。

シートも座り心地が良く、快適な旅が期待できそうです。

 

 

 

長万部を出て少し走ると早くも人家も稀な山の中を走ります。