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天気は良くなったので、昨年に引き続きまずは倶多楽湖に向かいます。
国内では摩周湖に次ぐ透明度を誇る倶多楽湖です。 天気も良く、本来ならボートに乗って満喫するところですが、今回はとてもボートを漕げる体調じゃないので風景だけ楽しみます。
登別温泉街。 国内有数の温泉だけに、なかなかに活気があります。 この後は道道2号線でのオロフレ峠越えに向かいます。
登別温泉は晴れていましたが、標高が上がると急速にガスってきて、さらに雨までも降ってきました。 この天気ではオロフレ峠の展望台は何も見えませんので素通りして壮瞥側へと下ります。
壮瞥はまた晴れの天気。 このように下界が晴れでも峠は雨という事は良くあります。 この後、道の駅そうべつサムズに寄ってから洞爺湖へ。
洞爺湖も晴れていて気持ちのいい光景が広がります。 しかし、道東の湖に比べると観光地化され過ぎていて、やや興醒めな面も否定はできません。
しかし、洞爺湖にはここがあります。 そう、2000年に噴火した有珠山の爪痕、西山火口散策路。 噴火によって起きた災害の跡がそのまま残されていて、自然の猛威を目の当たりにすることができます。 噴火口はこの国道230号線の道路上にも現れ、230号はルート変更を余儀なくされました。 今ではかつての国道に水が貯まって沼になっています。
沼の中には木や電柱が今もそのまま残っています。
散策路を登り始めると最初に目に入ってくるのはこちら。 このあたりは70メートルも隆起したそうで、道路は粉々に分断されています。
こちらはおそらく火山弾によって破壊されたのでしょう。
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