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明くる朝、朝食は10階にあるレストランでの無料軽食バイキングです。

しかし、このパンがおいしいのですよ。

特にこのクロワッサンは絶品で、今まで食べたクロワッサンの中では一番のおいしさ!

バターの香ばしさが素晴らしかったです。

これを食べたので、和商市場行かなくても満足してしまいました。


 

 

その10階レストランから釧路駅方向を眺めます。

下にはグレース教会の美しい姿が。

しかし、天候は大雪。

天気予報でも今日の道内は大荒れという事で、今日乗る列車がきちんと運行されるか、ちょっと心配なところ。



 

朝食後はホテルをチェックアウトして釧路駅へ。

本日最初の乗車はこちらの貨物列車・・・ではなく「SL冬の湿原号」です。

最後尾には、かつて貨物列車に連結されていた車掌車が付いていました。

 

 

車掌車の内部。

貨物列車には必ず連結されていた車掌車、合理化で姿を消して久しかったのがまさかこの年月を経て乗れる日が来るとは思ってもいませんでした。

 

 

こちらは湿原号の客車内。

まだツアー客が到着してないのか、誰も居ません。

もしくは先頭のSLのとこで記念撮影に勤しんでいるのでしょう。

今のうちに車内画像の採取採取っと。

 

 

こちらは客室内の石炭ストーブです。

これまたすっごく懐かしいですね。

石炭自体見たのは何年ぶりでしょう。

黒いダイヤというのは言い得て妙な艶やかさを持っています。



 

そしてこちらも何年振りに見たでしょうか、旧客です。

スハシ44という形式はこういったイベント列車の為の改造で誕生した形式でしょうが、元々は何でしょう? スハフ44でしょうか?

 


いずれにしても外観は昔いつも乗っていた旧客、懐かしさがこみ上げてきます。

この手動の扉が泣かせます。



 

そして先頭のSLのとこにやって来ました。

新橋駅前にも保存されてるC11ですが、やはり機関車というのは生きていてなんぼです。

動いているSLを見るのも何年振りなんでしょうか。

室蘭−岩見沢間の列車で見て以来なのでもう数十年ぶりって事になるのでしょう。

 


激しく煙と蒸気を吐きながら出発の時を待っています。

なお、この画像をクリックすると、その煙と蒸気の様子が分かる動画をご覧頂けます。

(2.01MB mp4ファイル)

 

 

皆さんSLの前での記念撮影が続きます。

初めて見る方々はSL列車にどのような感情を抱くのでしょうか?

珍しい形だなー、とか、煙吐いてるよー、みたいな?


 

この旧客のドアも懐かしいですね。

大きな駅の近くではポイントを渡る度に左右の扉がギットンバッタンと開いては閉じ、開いては閉じしていたものでした。

この車両ではテープで扉は封印されていました。

 

 

こちらはその旧客の車内。

座席は他の14系客車とほぼ同じ物になっていて旧客という感じはしませんが、天井の照明や扇風機、網棚などは当時の面影が残っています。

 

 

車内の一角には車販コーナーがありました。



 

 

今日は案の定大雪の為札幌方面からの特急が遅れていて、その乗り継ぎ待ちの為、この列車も出発時間を過ぎても待機となりました。

結局20分ほどの遅れで札幌からの「スーパーおおぞら」は到着。

釧網本線で私が乗り換える列車も、とりあえず問題は無いようでした。