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再びの摩周湖も充分に堪能したので、今度はこれまた夏のツーリングで残しておいた多和平にやって来ました。 こちらは中標津の開陽台と並んでツーリングライダーの聖地となっている所で、360度展望の大パノラマで有名です。
しかし、摩周湖から下ってしばらく走ったあたりで急に雲が出て、天候は雪になりました。 その為パノラマもあまり見通しが効かず、思ったような眺望は得られずじまいでしたが、摩周湖であれだけ運に恵まれたのだからしょうがないでしょう、とあきらめもつきました。 それにしても景色にとって天候がいかに重要か、改めて思い知らされます。
夏のいいシーズンだとそれなりに観光客も来るであろう場所ですが、この季節ではこの状態です。 個人的には、冬の北海道の美しさは夏以上だと思っているのですが。 とにかく防寒対策だけしっかりすればとても楽しめる季節です。 この後は、夏にも行った釧路湿原細岡展望台に向かいます。 しかし、運転中妙に眠くなってしまい、一瞬意識を失うような状態が続きました。 「こ、これは危険すぎ。」 と、いう事で塘路辺りにあるシラルトロ沼横の駐車場に緊急避難。
時間は15時半くらいでしたので、30分くらい睡眠を取る事にしました。 携帯のアラームを16時に合わせて、と
ふと目覚めると・・・ 「じゅ、17時やん!!!」 なんと携帯のアラームにまったく気付かないほど深い眠りに落ちていました。 「これはまずいっ」 と、急いでクルマを発進。 おそらく今時期の日没は17時30分頃と思われ、すでにあたりは薄暗い。 国道の路面はドライなので70キロくらいで走ります。 というか、前後のクルマがそのスピードなので、それで走らざるを得ないのですが(危)
なんとか展望台への道へ入りますが、ここはアイスバーン。 さすがに慎重に走ります。 そうこうしているうちにも分単位でまわりは暗くなっていく。 そしてようやく細岡展望台到達っ!!!
うーむ、薄暗い。 拡がりは分かりますが、ぶっちゃけほとんど分かりません。 ただ釧路の街の光が煌煌と輝いていました。 ま、天気も良くなかったし時間通り来てもダメだったろう、と自分に言い聞かせて展望台を後にしました。
展望台から国道へ戻る道。 当然この時間に誰もいるはずありませんが、クマは冬眠中の時期なので怖さはありません。 この後は釧路市街へ向かいました。
釧路といえばこの幣舞橋(ぬさまいばし) 昭和51年建設だそうですが、さすがに釧路の象徴とも言える橋なだけに、きれいに保たれています。 霧の季節にはこの街灯も、より幻想的な美しさを見せるようです。
橋のそばにはこの大きな花時計が。 季節の移ろい毎に姿を変えて、見る者を楽しませてくれるという事です。。
幣舞橋横には釧路フィッシャーマンズワーフMOOがあります。 各種土産物屋にレストランなどが入った、大型商業施設です。 街灯が釧路川に映える姿などは、やや小樽運河の雰囲気を持っているかも。
幣舞橋を見た後はレンタカーを釧路駅に返却しました。 今回は朝8時半から12時間レンタルで5250円、プラスガソリン代が1700円弱という事で、合計約7000円の出費。 やはりレンタカーは一人だとコストパフォーマンスちょっと厳しくなりますね。
こちらは駅横に建つ釧路グレース教会。 駅の真横になぜ教会?と思いますが、その造形美は素晴らしいです。
そして本日の宿泊はそのグレース教会の裏にある釧路ロイヤルインです。 こちらも楽天トラベルにて5600円で予約、ポイントが使用できたので500円引きの5100円での宿泊となりました。 外観から判断すると今回の旅行の中でもグレードは高そうな感じです。
部屋もきれいでセンス良くまとめられており、くつろげます。 広さ的にも申し分ありませんでした。 チェックイン後少しテレビを見てから夕食に出かけましたが、20時過ぎるとほとんどの店が閉まっており、寒さもかなり厳しかったので結局近くのローソンでのコンビニ弁当という結果に・・・ せっかく釧路に来ておきながら残念です。
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