今度は稚内7時37分発のスーパー宗谷2号でとんぼ返りです。

間近で見ると、個人的には283系などよりボリュームがあって、カッコ良く感じました。

 

 

そして今回乗車の261系スーパー宗谷のグリーン座席です。

この車両もデンマーク国鉄によるデザインだそうで、随所に北欧の息吹が感じられます。

このセンス、確かに今までの国鉄、JRの車両とも一線を画したものとなっています。

座席自体の機能はハイデッカーグリーン車に使用されている物とほぼ同一と思われます。

 

 

この1号車(札幌行きの場合は最後尾)は半室グリーン車で、座席数わずか9席という非常に小さなグリーン車です。

そのため、最も車内を広く感じられるであろう10A席を指名買いしました。

 おっと、これは札幌行きの場合ですよ。

稚内行きの10A席だと逆に目前が壁になってしまいます。



 

稚内から南へ向けて伸びる線路。

稚内には最果て駅としての旅情があります。




 

このように小型のグリーン室となっています。

天井も青く、ビビット感があります。

このチャレンジングなカラーリングはJR九州のスピリットとも共通するものを感じました。

 

 

そして北海道スーパー特急系共通の前面展望です。

鉄道ファンの乗客を増やす為にこのような造形にしたのでしょうか。

JR北海道も景観の素晴らしさだけに頼らず、少しでも乗客を増やす工夫が随所に見られます。

それがこのような設備や、各列車の居住性の高さに表れていると思います。



 

スーパー宗谷は人跡まれな森の中を走っていきます。

途中天塩川に沿って進んで行きました。

しかしこの電線がにくい。



名寄駅を発車。

この後車内放送で、「自由席で座席を荷物に置いているお客様は席を空けて下さい」という旨の放送があったので、自由席はかなり混雑しているものと思われます。


今日は通常より増結していたはずですが、やはり冬のスーパー宗谷の人気は高いのでしょう。

名寄からは軌道改良区間に入った為、スーパー宗谷も一目で違いが分かるほどの高速運転に変貌しました。

 

 

定刻11時12分旭川到着。

北見に向かう為、こちらで下車します。

冬の宗谷本線、そしてグリーン車での快適な旅は素晴らしいものでした。

 

  

旭川駅の様子。

雪の降り積もった駅の中、単行気動車がちょこんと停まっている風景は、なんかのどかですね。