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翌朝、寝たり起きたりうだうだしてましたが、福島を過ぎたあたりでようやくしっかりと目覚めました。 朝の光がまぶしい!
車窓を眺めながらぼーっとしてると8時27分「郡山」到着。 発車を見届けてから昨晩予約してたシャワーに向かいます。 すっきりしたので続いて朝食へ。
グランシャリオに向かうこの細い通路を歩く時、「北斗星に乗っている」という実感を特に感じます。
朝の光、そして流れる車窓の中での朝食は、夜の食事とは違った贅沢感というか、さわやかな感じがあります。 時間も9時を過ぎていたことから、空いていてゆっくり食事を楽しめそうです。
朝は和定食と洋定食があって、ともに1,600円。 和定食は一日限定10食なのですぐ売り切れると定評がありますが、この日はこの時間でも余ってました。 でも注文したのは洋定食。 味のほうはまあまあで、ボリュームもこれに水と紅茶が入るので水っ腹にはなりますがまあ満足できるレベルです。 何よりこの雰囲気の中で食事を頂けるというのが何にも増して代え難いもの。
食事の後はロビーカーでくつろぎます。 東北地方でかなりの乗客が降りるためなのか、関東地方に入ったあたりのロビーカーが混雑してるシーンは見た事がありません。 この空いてるロビーカーで、一人掛けのソファーでゆっくり新聞読んだり車窓眺めたりっていうのが本当に最高!!! 特に3,4号の広々したロビーカーでというのが。 この区間の優雅さというのは、往時の最高級車両のクロ151パーラーカーや最高級展望車のマイテ49なんかにも匹敵するんじゃないかな、もしかすると。 とにかく「最高ですか〜!?」と聞かれたら「最高で〜す!!!」と答えちゃいそうな贅沢な時間(笑)
そんな最高の時でも、旅は確実に終わりに近づいてきます。 何本もの線路が並走するようになるとまもなく次の停車駅宇都宮へ。 徐々に見慣れた電車が増えてくる。。。
宇都宮からさらに1時間、とうとう大宮まで戻ってきてしまいました。 終焉まではあとわずか。 いよいよラストスパートに入ります。
大宮を発車すると「さいたまスーパーアリーナ」を横目に北斗星は飛ばします。 そんな飛ばさないで^^
尾久客車区の広大なヤードが見えてくるともう間もなく終点。 私もそろそろあきらめて個室へ戻りました。
部屋で軽く荷物をまとめて降りる準備。 楽しかった旅が終わりを告げようとしています。
そして定刻より1分遅れの11時20分、「北斗星」は終着上野駅のホームに滑り込んでいきました。
さて、今回の旅はだいたい事前に予定してた通りの動きができ、充分満足いくものでした。 次回はどこに行けるのか? 北海道なのかそれ以外の所になるのか!? その前にまた旅に出られるのか?など不透明要素も多いですが、また感動できる旅を目指して日々を頑張っていくとしましょう!
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