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さて、駅に戻ってきましては続いて乗る流氷ノロッコ号のご案内です。 指定席が2両で自由席が3両となっております。 今回の旅で指定席が取れなかった唯一の列車です。
車体はごらんのような感じでいかにも観光列車という雰囲気。 しかしこの列車も早々に満席になってます。
先頭の機関車前ではもちろん撮影会です。 実際にはこの列車の進行方向は反対側なので、この機関車が最後尾から押していくという形になります。
さて、車内に乗り込みましたがかなり混んでます。 あきらめてデッキに立ちました。
ノロッコ号は満員の乗客を乗せて網走駅を出発。 進行方向左側が海沿いになるので、私も左のデッキを確保してます。
網走の市街を抜けると国道244号線が寄り添います。 大きな広い道路が流れていく車窓、なんか好きです。
海沿いに出てきました。。。が、残念ながら流氷はナシ。 海の表面に薄い氷が張ってますが、これは流氷ではありません。 車内からもため息が漏れます。
この後、流氷が見れる駅として有名な北浜駅に到着、ツアー客の一角が降りて行ってようやく空席もできました。 ところが。。。
さらに倍!(笑) 降りた以上の別のツアー客が乗り込み、もはや朝の通勤列車状態。 近くに車掌氏がいたので聞いてみると、今日はまだマシな方だとの事。 「えぇっっ!? これでまだマシな方!?」 これは結局自由席が付いてるからでしょうね。 指定が取れなかったノロッコを売り物にしているツアーが、売りにしている以上自由席でも強引に詰め込みに来る。 私はいいのですが、せっかく遠くから観光に来ているみなさんにこんな体験を強いるようでは何のための観光列車なのでしょう!? 「流氷列車を楽しむ」がコンセプトなのですから、早急に全車指定席にした方がいいのでは。 いつもこんな状態なら二度と乗りたくなくなります。
ようやく終点知床斜里に到着。 ぞろぞろ出てくる大量のツアー客で小さな駅は大混雑。 終電間際の新宿駅のよう。 駅の外に出るまで5分はかかりました。
ツアー客はここからバスで移動のようです。 私はレンタカーにスイッチでようやくこの喧騒を逃れます。
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